5月3日に誕生日を迎え47歳になった俳優・野村宏伸が、5月10日の“ファイトの日”にちなんで開催された大正製薬『リポビタンD』50周年記念イベントに登場した。
野村は1984年に映画『メイン・テーマ』のオーディションで2万3,000人の中から選ばれ俳優デビューし、同作で日本アカデミー賞の新人賞を受賞。その後、田原俊彦主演の『教師びんびん物語』で田原の後輩教師の役で出演し、やや頼りなさ気な優男キャラが女性に大受けしブレイク。以降、役者としての演技活動を主力として本格派俳優の地位を確立し、舞台にドラマに活躍を続けている。
その野村といえば、我々に印象深いのは『リポビタンD』のCMだろうか。1962年に巨人軍のエンディー宮本選手を起用したテレビCMからはじまり、王貞治、宝田明、勝野洋などが出演し「ファイトー!いっぱーーつ!」と叫ぶあのCMだ。野村は87年から登場し、10年間活躍した勝野洋からその役を引き継ぎ、渡辺裕之と組んで出演していた。野村の登場以前までは国内ロケが主流だったが、海外に舞台を移し、大自然でのアドベンチャーシリーズを展開し、毎回ハラハラドキドキの迫力あるシーンを見せてくれた。
そして今回『リボビタンD』が発売から50周年を迎え、歴代出演者10人が集う記念イベントが開催されたのだが、野村もその一人として登壇し、出演者たちとともに当時の思い出話を語った。野村は海外ロケの撮影現場でのことを「寒すぎて眠れなかった」などと話し、今だから話せるエピソードで会場を沸かした。
■野村宏伸オフィシャルブログ『がんぜない瞳』
■野村宏伸(@nomnom0503)on Twitter
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