オリンパスは、光学24倍のズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ『OLYMPUS SZ-31MR』を5月下旬より発売する。
本機は高倍率レンズを搭載しながらも、ボディサイズをポケットに入るサイズに抑えたコンパクトデジタルカメラ。昨年4月に発売した『SZ-30MR』の後継モデルで、画像処理エンジンを進化させつつ、高感度、低ノイズ、高速AFを実現する「iHSテクノロジー」を搭載しているのが特徴だ。画像処理エンジンを2つ搭載しており、1600万画素の画像とフルハイビジョンムービーの同時記録や、ワイドとズームの同時記録といったマルチレコーディング機能を搭載しており、フルハイビジョンで60FPSというなめらかな動画も実現している。
撮像素子は1/2.3型の有効1,600万画素裏面照射型CMOSで、ISO感度は80から6400まで。レンズは、F3.0~6.9の明るさ、35mm換算で25~600mmの画角を持つ光学24倍ズームレンズ。最短撮影距離は、スーパーマクロモードを使えばレンズから0.03mまで寄れる。暗い場面や望遠時に心配となる手ぶれはCMOSシフト式手ぶれ補正機構と高感度撮影の「DUAL IS」により効果的に補正できるという。背面に搭載された3.0型92万ドットの有機ELタッチパネル液晶を使えば、鮮やかさ、色合い、明るさを簡単に調整できるタッチ・ライブガイドや、撮影したい被写体にタッチするとピントを合わせるタッチフォーカスやシャッターを切ることも可能だ。
バッテリーは専用のリチウムイオンバッテリーパックを使い、外形寸法は106.3×69.2×39.7mm、重量は約244g(バッテリー、メモリーカード含む)。カラーはシルバーとブラックの2色で、実勢価格は4.5万円前後の見込み。