昨日発売した カワイイ妹 (『昭和45年女・1970年女』vol.9) は ネット内では売り切れ続出だが、リアル書店では皆さんが手に取ってくださるの待っている。週末を豊かに過ごすために、今日は出かけてみてはいかがだろうか。
特集の『美しい音楽』で存在感を放っているイカした (死語!?) ページがこれだ。理屈抜きにかっこいい。これぞ還暦上等の鏡である。説明しよう。『昭和40年男』が提唱する「還暦上等」とは、昭和40年生まれの僕が還暦を迎えるのがちょうど “昭和100年” だから、還暦の意味を変えてやろうと奮闘しているアクションブランドである。加えて昭和でビジネスを展開している僕だから、「昭和100年祭」を武道館でぶちかましたいと夢描いている。この年に「昭和ジェネレーションパラズダイス」をフェスにして、たとえば横浜レンガ倉庫とか幕張メッセといった大箱をジャックする。ともかく3年後をターゲティングして立体的に祝おうと夢を描いている、その中心を成すスピリットが「還暦上等」なのだ。もうあまり時間がないぜ、ゼエゼエ。
話を戻そう。説明不要な男だが念のため。ダイアモンド☆ユカイさんといえば shakeさんとのコンビで、レッド・ウォーリアーズで大暴れしていたシンガーだ。shakeさんは、レッド・ウォーリアーズ結成前はレベッカのリーダーだった。彼が脱退後のレベッカは、ゴリゴリのロックから少しポップ色を強めて大成功したのはご周知のとおり。脱退直後のシングルが「ラブ イズ Cash」で、チャートを賑わすポップスロックバンドとなった象徴的な曲だ。一方で shakeさんは日本を代表すると言えるほどのブルースロックギターでブイブイ言わせる。ユカイさんとのコンビは、まるでスティーブン・タイラーとジョー・ペリーだった。大好きな邦楽バンドであり、フロントコンビである。
現在は歌にタレント業にと引っ張りだこの還暦男だ。そして僕は情けないことにこの記事で知ったが、びっくり仰天の一大事を還暦を機に起こすというのだ。このゴールデンコンビが還暦にして再び、日本のロックシーンを揺さぶりにきたのである。Diamond Shake (ダイアモンドシェイク) ときたもんだ、ヒュー。この再結成エピソードがかっこいいしすばらしく、そのくだりから始まる4ページは最高にごきげんでロックなページであり、還暦上等なのだ。アルバム発売は10月19日とのことで即買いを決め込んでいて、早くもライブに行きたいとウズウズしているところだ。
俺たち世代は立ち読みでもかまわない。だってね、女性誌だもの。でもね、この一冊はこの4ページだけでも買いでっせ。3つ上の兄貴が、めいっぱいの元気をくれることを約束しよう!!