昭和40年生まれの俳優・みのすけが6月19日から東京・テアトルBON BONで開演する舞台『フィッシュストーリー』に出演する。
現在、劇団『ナイロン100℃』(ケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰)に所属し、看板役者として活動を続けるみのすけ。大学卒業後に本格的に演劇の道に進みはじめたのだが、かつてはロックバンド 有頂点や筋肉少女帯のドラマー美濃介として活動をしていたこともある。そのバンド有頂天やレーベル『ナゴムレコード』の主宰者としてプロデュースを担当していたKERAを中心に1985年、劇団『劇団健康』を旗揚げし、犬山イヌコ(昭和40年女!)や田口トモロヲらとともに役者人生をスタートさせた。そして92年に劇団解散後、再びKERAを主宰として『ナイロン100℃』を立ち上げ、現在に至る。劇団外での外部公演やテレビドラマ、映画などにも出演し、またソロ音楽活動も行なっており、ライブも定期的に行なっている。
そのみのすけが出演する『フィッシュストーリー』は伊坂幸太郎の同名の小説を舞台化したもの。1975年、セックス・ピストルズがデビューする1年前に日本の売れないパンクバンドが残した曲が時空を超えて奇跡を起こし、地球を救う…というストーリー。伊坂幸太郎の小説は、時制や場所が互いに少しずつリンクしながら次第につながっていく巧みな構成を持つものが多く、本作もまさにそうである。それをどう舞台化するのか、みのすけの演技とともに注目したい。チケットは現在発売中だが、人気舞台なので興味のある人は早めにチェックを。
■みのすけ公式サイト『月は僕の味方』
■東京ハートブレイカーズ『フィッシュストーリー』
日時:6月19日(火)〜24日(日)
場所:東京・テアトルBON BON
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!