仕事リタイヤ後のために集まれ!! ~大編集後記。

 

さてさて、今日まで長く続いた 最新号 (vol.75) のご紹介、大編集後記にいったんピリオドを打ち、明日よりはのんびり のよもやま話に戻すことにする。で、その最後の今日は最新号の84ページに掲載した催しのPRだ。

 

先日、連載企画の「お料理寅さん」で大編集後記をつぶやいたときに、俺たち世代にとって確実に近づいてきた、仕事人生の終焉に触れた。心にぽっかりと穴が空いてしまうのに対して、料理という趣味で埋める提唱企画なんだとご説明させていただいた。同じく『昭和40年男』の定期刊行が決定した 創刊2号から続けている読者の集い、「秘密基地」も大きな意味を持っている。

 

当初はノリの方が強かった。純粋に読者同士でつながったら楽しいだろうと開始したのだが、やがて目的が明確になってきた。前述したように仕事人生終焉後に、仕事でのつながりでない友の存在は、心に空いた穴を埋めるのにかけがえのないものになる。年月を重ねるごとにその意味が強まっている。同じ雑誌を読んでいる同世代ということで、ファーストシンパシーは完成している面々だ。あとはコミュニケーションを重ねることで、深くしていけばいい。同じ趣味を持つ者同士でスピンオフさせるのもいい。そんな手助けになれるのが「秘密基地」なんだと強く言うようになったのは、50歳を過ぎたあたりからだろうか。

 

行政は、中高年の地域コミュニティへの参画に、あれこれ手を替え品を替え取り組んでいる。人生100年時代を元気に過ごすためには必要なのだと、全国の市区町村の役所や、公民館から発信されているのだ。これは文部科学省が提唱している「生涯学習」という取り組みであり、僕はここにバイクの世界を提案してやろうと企んでいる。バイクという趣味のつながりは強いのと、ボケ防止に効果があるというのは立証されているからあながちないわけでない。加えて「還暦上等」も文科省後援にしてもいいかな? な〜んて勝手な妄想をしている。

 

得意の脱線ゲームとなってしまったが、明後日の「浅草秘密基地」は多くの (って10数名だが) 来場が見込めている。また、10月15日に開催するイベント仕立ての「東京麻布秘密基地」は、デビューを飾るのには適しているから悩んでないで 参加エントリーしてくれ。同じアホなら踊らにゃそんそんである。浅草は予約もへったくれもないふらり参加の会だから、気が向いたら足を向けてくれればよい。みんなで広げよう、友達の輪!!
 

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