【S40News!】プロパンガスで動作する発電機。

ホンダは、停電などの非常時にプロパンガスを用いて発電できるポータブル発電機を開発し、今夏よりLPガス機器事業者に向けて供給を開始することを発表した。

この発電機は、東日本大震災以降、停電などの非常時に使える自家用発電機の発売に対する消費者ニーズの高まりを背景に、同社製の燃料にガソリンを用いる既存の発電機『EU9i』をベースに開発されたもの。広く一般家庭のガス機器で使用されていて、放置劣化が少ないプロパンガスを燃料にすることができるのが売り。非常時に使用者がワンタッチで接続して使用することができ、長時間の運転も容易な業界初の低圧LPガス発電機となっている。

先般の震災時に思い知ったが、停電を始めとした非常時に使えるバックアップ電源があると安心感がある。プロパンガスを使用している地域では、有効な手段といえそうだ。

2台並列に接続できる並列運転機能により、2台あれば最大1,800VAまで出力できる。冬場や夜間といった低温環境での使用も想定されており、外気温-15℃から40℃まで使用できる。気になる静粛性は現行ガソリン仕様の『EU9i』と同等レベルの騒音とのこと。価格などの詳細は未発表。

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