赤ちゃん 細る一方。

な〜にがゴールデンウィークだよ、こちとらそんな子供だましなタイトルには引っかからないぜ。ふんっ。と、引き続き怒濤の〆切作業に追い回されている編集部だ。昨日お伝えした通り、次号の特集は『ライバル』としていて、表紙のビジュアルになにを持ってきたか、すなわち『昭和40年男』がライバルの中のライバルと認定したのは誰と誰か? 昨日ここで書いたから巷の噂になるかと思ったら、まったくなっていないようだな。ふんっ。見てろよ〜、きっと発売になったら話題騒然になるから。お楽しみに!!

さて、〆切最中でも新聞くらいは読む。今朝の朝日新聞の1面には『赤ちゃん 細る一方』とのタイトルがトップになっていて、もっとも体重が大きかった1980年から平均で250グラムも減っているそうだ。最近は妊婦に、体重の増え過ぎに注意を促すのはよく聞く話で、実際昔のような妊婦はあまり見かけなくなった。僕らが小さい頃はみんなドガーンとお腹のデカイ、立派な妊婦ばかりだった。妊婦自体も多かった時代だ。ちょうど小学生低学年くらいのころが、団塊ジュニアの出産時にあたるわけだから、犬も歩けば妊婦にあたるってな状態だったわけだ。

お袋は親父から「とにかく食え!!」と言われたと振り返っていた。生卵を毎日飲んだとか、ご飯のおかわりは絶対だったとか、だからお前たち兄弟は大きくなったんだと。事実、僕は3700グラムを超えていて、弟はたしか4300グラム近くで生まれた。初産である僕のお産は重かったそうで、でかい上に逆子で産道が首に引っかかってしまい、仮死状態だったそうだ。蘇生したものの紫色の肌を見た親父は先生に「ハッキリおっしゃってください」と、詰め寄ったほど異様だったらしい。目が極端な近視なのと、出っ歯なのと、運動神経が鈍いのと、足が遅いのと、頭が良くないのと、声がデカイのと、大酒呑みで大食らいなのがきっと後遺症だな。親父は口癖のように妊婦は2人分食えと言っていたそうで、うちのカミサンもずいぶんと食わされたから、バカ息子も3500グラム越えの当時として十分にビックな部類だった。

お腹にいるときにダイエットしているから最近のコは細いのか? 近ごろのアイドルは、とにかく細くて足はスラッと長くてホントにスタイルがよくなった。今発売中の週刊ポストが『GORO』の復刻版にかつてのアイドルの水着写真をこれでもかっと掲載してるけど、みんなよく言えば健康的で今だったらとても水着に耐えられない体型の方もいる。ほんの30年も経たないうちにこんなに変化していいのだろうかとちょっと怖いくらいだ。お腹にいるときは重要な成長期であり、たくさん食べれば大きくなれるはずなのにそうしないのって、その子は誕生前からダイエットをさせられていることになる。ホントに大丈夫なのかなあ。

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6件のコメント

  1. 追伸
    iPhoneの着信音、以前が『兄貴のブギ』で、今が『甦える金狼のテーマ』です。
    ちなみに待ち受け画面は『青コーナーに控える矢吹丈』なのです。

  2. 私の中での『ライバル』は、ズバリ!『矢吹丈と力石徹』なんです。
    もちろんお分かりでしょうが、コミックにアニメにと、熱狂しました。
     あとは、『ショーケン』と『松田優作』
    今では、いろんな意味でライバル関係が、すっかり崩れてしまいましたが。。。
    でも、ご批判を覚悟の上で、敢えて言うなら、永遠になった『松田優作』が『力石』で、
    『ライバル』を失った後、ぼろぼろになりながら『ジョー』の様に彷徨ってるのが『ショーケン』という事になります。
    どちらも好きな私としては、『ショーケン』には、もう一度輝きを取り戻し、華やかなリングに舞い戻り
    「真っ白に燃え尽きて」欲しいです。

    • するどい予想をありがとうございます(笑)。ジョーは厳密にいうとリアルタイムではないですけど、心に最も強く残っている作品ですよね。ショーケンと優作もまさにライバルでした。ショーケンは歌も大好きで、いまだに聴き込むことがありますよ。

  3. 女優・桐谷美玲……身長164㎝股下82㎝、だとさ。。。ふざけんじゃないわよ!(泣)

    • すごっ。股下が半分ですか。きっと腸が短いのでしょうね。

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