【タメ年たちの大活躍!】美術家・会田 誠の展覧会プレイベントが開催。

2012年11月17日〜2013年3月31日に開催される『会田誠展』/森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階

昭和40年生まれの美術家・会田誠の展覧会『会田誠展』(2012年11月17日〜2013年3月31日)に先駆け、4月22日(日)東京・アカデミーヒルズにてセミナー『会田誠の世界』が開かれる。

会田は1990年代初頭にデビューして以来、美少女や日本、アメリカ、歴史、伝統、漫画、戦争、サラリーマン、美術、教育、社会通念への反発などをテーマに、隠蔽されてきたタブーやコンプレックス、本音や矛盾をさまざまな表現方法で発表してきた。見るものに強烈な不快感と爽快感の両面を与える作品と評され、多くのコレクターを魅了し、後進にも大きな影響を与えている。近年では村上 龍とともに“新ジャポニズム”の代表的な作家として、国際的な評価を確立している。

また会田は、94年に国際コンテンポラリーアートフェスティバルで出会った昭和40年生まれのアーティスト(小沢剛、大岩オスカール、松蔭浩之)たちと『昭和40年会』というアーティストグループを結成。同グループは、展覧会を開いたり、インスタレーション、絵画、サウンドアート、パフォーマンス、ニューメディアなどの各々の芸術表現を融合したコラボレーション制作などを行ない、芸術活動を続けている。

そして今回開催されるセミナー『会田誠の世界』は、3部構成で予定されており、第1部は会田誠と同展キュレーターの片岡真実による対談。会田作品の背景に流れるストーリーと展覧会の魅力についてトークを繰り広げる。

第2部では、カルチャーウェブマガジン『REAL TOKYO』編集長の小崎哲哉を進行役に迎え、会田の作品に強く影響と衝撃を受けたゲスト3人が”会田誠論”を展開。ファンの視点から会田誠の世界観 を紐解いていく。ゲストには、2011年に小説『きことわ』で第144回芥川賞を受賞した朝吹真理子、天文学者の小久保英一郎、コラムニストの辛酸なめ子を招く。

第3部では『会田誠展』開催に際して、会田誠の芸術に賛同し、サポートする個人を広く募るプロジェクト『会田誠:平成勧進プロジェクト』の概要を紹介する。興味のある方はぜひ足を運んでみてほしい。11月から開催される展覧会の前に知識を深めておけば、またひと味ちがった鑑賞ができるだろう。

『会田誠の世界』
■日 時:4月22日(日)15時~17時30分
■会 場:アカデミーヒルズ
■受講料:無料
■定 員:500名(定員になり次第締切り)
※受講は事前申し込み制で「アカデミーヒルズ特設ページ」にて応募受付中

会田誠(@makotoaida)on Twitter

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