観たよ観た観たと、満足気にうなずいている同世代諸氏がたくさんいることだろう。100億円を突破したとか、何回も足を運ぶリピーターが多いとか、何かと話題になっているがいやあかっこよかった。3つ上とは思えない若々しさに、ヤバイと思った僕はその日の晩腕立て伏せした。とても200回はできないが。海辺でチーム全員でボールを追いかけるシーンはもう美しすぎて、そしてやはり「このままじゃヤバイ」と思ったのである。
撮影時はまだ迎えていなかっただろうが 還暦男だ。昨日は 早見 優さんの若々しさ についてつぶやいたが、男性でここまで若々しくいられるのって凄すぎる。時間を費やして鍛え上げていることって尊いことだなと、観て以来少しだけ身体をいじめていたりするおっさんだ。まったく異なる生き物ながら、刺激は大いに受けた。
1986年 の同作品を楽しんだ世代ばかりかなと思っていたら、どっこい若いカップルが多かった。でも、ラブシーンは当時の方が濃厚だったな。さすがに還暦男があれほど濃いラブを演じるのは、天下のトム・クルーズでも無理がある? いやいや、そうじゃない。観ている方に無理を感じさせるから控えたのだな (笑) 。だってね、それでなくても無理を感じ続けさせられるシーンばかりだった。
多くの方がリピーターになっているとのことだが、僕もできればもう一度観たい。IMAXで体験したけど、これほど効果満点の映画は今まで知らない。少々高いがそれは十分に取り返せるから、もしこれからという方には断然IMAXをオススメする。
映画館を出て、あんなにかっこいい世界とは距離があるものの、俺たち世代が下の世代に継承しなければならないことってあるんだなと考察の旅に出た。生きてきたんだからね。ストーリーからも、ステキなトム・クルーズからもそれを受け取った幸せな時間だった。ああ、ありがたや、ありがたや。