世界の名だたるファッションブランドが集結するパリ・コレクション(通称:パリコレ)に1997年にデビューをはたした昭和40年生まれのファッションデザイナー丸山敬太。その丸山が自身のブランドから春夏の新作をリリースした。
丸山は90年にフリーデザイナーとして活動を開始し、人気アーティストDreams Come Trueのステージ衣装のデザインを手がけたことでその名が知られるようになった。その後、94年の秋冬東京コレクション(東京で年2回開催されるファッションショー。世界四大コレクションの次席に位置づけられる世界的なコレクションのひとつ)で『KEITA MARUYAMA』をデビューさせた。その後も伊勢丹の制服デザイン、ユニクロのカシミヤ商品の企画など幅広く活躍を続け、昨年は東京を中心に活躍する13ブランドの女性デザイナーと組んでアイテムを作り、それを販売する移動型ショップ『Beauty Bar』という新プロジェクトをスタートさせている。
記憶に残っている人もいるだろうか。昨年末の紅白歌合戦で浜崎あゆみが身にまとって登場し、話題を呼んだウェディングドレス。あのドレスも丸山のデザインによるもの。繊細な手仕事が施されたクリエイションは、目にした瞬間うっとり見惚れてしまうほどで、今や丸山が手がけるウェディングドレスは女性の憧れの的となっている。先日挙式をあげた昭和40年女・野口美佳(女性向け下着メーカー『ピーチ・ジョン』の取締役)のウェディングドレスも丸山がデザインしている。
そして昨年、ウィメンズに加え、メンズブランド『KEITA MARUYAMA HOMME』も立ち上げ、ボタンダウンシャツやジャケットなどを中心に展開している。タメ年のデザイナーが手がけた新作コレクションはWeb Storeでも覗くことができるので、ココゾの1着に、手にとってみてはいかがだろう。
■公式サイト
■ツイッター
keitamaruyama(@keitamaruyama)on Twitter
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!