昭和40年生まれのルポライター・多田文明が4月2日(月)から毎週月曜(週1回)夕刊フジの連載を開始した。
多田は“キャッチセールス評論家”“悪質商法コラムニスト”“潜入ルポライター”などの肩書きをもち、詐欺や悪徳商法に詳しいルポライターとして活動しており、これまで数多くの潜入取材を敢行し、洗脳やカルトにも詳しい。最近少々、話題となった“マインドコントロール”についてコメンテーターとして数々のテレビ番組に出演し、取材に基づいたコメントを残している。
なかなか珍しい分野の評論家だが、多田がこの分野に入ったキッカケは、なんと自身の経験から。彼のもつ独特な風貌からか、それとも不思議な空気感からなのか、悪徳商法に引っかかること多々あり、思わず笑ってしまうような騙され経験を持つ。そしてその経験から、自分と同じ目に遭わないよう世の中に注意喚起すべく活動を始めたのだとか。
多田がこれまでに街頭でのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどの勧誘先へ潜入した数は80ヶ所以上にのぼる。その潜入取材をもとに出版した本も数多く、『なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?』(彩図社)、『騙しの技術』(メディアファクトリー)、『私をクレーマーと呼ばないで』(アスキー・メディアワークス)などがある。
次から次へと新しい手口を考え出し、巧みに人々を騙し続ける悪徳商法の数々。備えあれば憂い無し。多田の連載から情報を収集し騙されないよう備えておきたい。
『多田文明の日記』
多田文明(@tadabunmei)on Twitter
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