【S40News!】4月14日、新東名が開通。

NEXCO中日本は、現在建設が進められている新東名高速道路のうち、御殿場ジャンクション(JCT)から三ヶ日JCTまでの約162kmの区間を4月14日(土)15時に開通する。開通区間には13のSA(サービスエリア)とPA(パーキングエリア)が開設される予定だ。

新東名高速道路は、東名高速道路と並行して神奈川県海老名市から愛知県豊田市をつなぐ高速道路(高速自動車国道)で、混雑が著しい現東名・名神高速道路との適切な交通分担機能を持たせるために建設が進められていた。また、ダブルネットワーク化によって災害など緊急時における代替性の早期確保も期待されている。

今回、開通する御殿場JCT~三ケ日JCTの約162㎞は、一度に開通する区間としては日本の高速道路開通史上最長で、当初の予定よりも1年程度前倒しでの開通となった。本区間に含まれる13のPA、SAには商業施設がオープン予定で、そのうち駿河湾沼津SA、清水PA、静岡SAと浜松SAには新ブランド『NEOPASA(ネオパーサ)』をオープンさせるという。すべての施設で一般道から利用できる出入口と専用駐車場(NEOPASA:約60台、パーキングエリア:約30台)を整備しているため、周辺住民の利用も可能になる点も新しい。高速外からの出入りができるということなので、SA、PAで待ち合わせて、1台のクルマで出かけるという使い方もできそうだ。

なお、2014年度には浜松いなさJCT~豊田東JCTの約53㎞が開通予定で、最終的には、2020年度の伊勢原北インターチェンジ(IC)~御殿場JCT間の開通で、海老名南JCT~豊田東JCT間の全長254㎞の高速道路になる。

とかく渋滞しがちな東名高速道路だが、新東名の開通によって、大幅な渋滞緩和が見込まれる。GWや夏休みの渋滞もこれで解消するかもしれない。

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