東京出身の昭和40年生まれの文筆家・たまさぶろが執筆した著書『My Lost New York ―9・11から10年』、『麗しきバーテンダーたち』が毎日企画サービスより電子書籍にて刊行された。
たまさぶろは大学卒業後、『週刊宝石』(光文社)や音楽雑誌などの編集者を務めた後に渡米し、ニューヨーク大学およびニューヨーク市立大学にてジャーナリズムや創作を学び、Berlitz Translation Services Inc., CNN Inc.本社勤務などを経て、帰国。帰国後は“食”や“酒”などを主なテーマに、『月刊プレイボーイ』(集英社・現在休刊)、『男の隠れ家』(朝日新聞出版)などへの寄稿を開始し、これまでに訪れたことのあるバーは日本だけで700軒を超えるという。ランキングと口コミで探せるグルメサイト『食べログ』には、バーだけで300軒以上を投稿している。
そのキャリアを活かし、執筆した著書『My Lost New York ―9・11から10年』では、同時テロ事件の翌日に粉塵舞うニューヨークへ渡り取材を敢行し、滞在していた90年代のニューヨークの様子やバーで交わした作家たちとの会話などを交え、“失われたニューヨークの10年”をエッセイ形式でまとめている。また『麗しきバーテンダーたち』は、北海道から九州でシェイカーを振る女性57人にインタビューし、バーテンダーになったきっかけやカクテルに寄り添う思い、職業観、夢や目標など本音を引き出しており、女性バーテンダーの活躍が目覚ましい昨今、麗しいバーテンダーたちが紡ぎ出す一杯に思わず会いにいきたくなる、そんな一冊になっている。
またSUNTORYのWEBサイト内にある『BAR-NAVI』も連載し、たまさぶろオススメの全国のホテルのバーを紹介している。ひとりで一杯呑みたい、そんな夜に、チェックしてみてはいかがだろう。
[たまさぶろ著書]
●電子書籍『麗しきバーテンダーたち』(毎日企画サービス)¥1,260円
※『honto』『SHARP STORE(GALAPAGOS)』『BooksV』『どこでも読書』などの電子書店で販売中
●単行本『ゆとりを愉しむ至福のBAR』(東京書籍)¥1,575
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