注目じゃ。28日の日経夕刊に、僕のインタビュー記事が掲載される。ロックタイムズという連載企画で、ビジネスピープルのためのロック情報マガジンとのコピーが付けられている。月1で展開している、著名人やビジネスキーパーソンが登場して名盤を1枚レコメンドするとの企画だ。参考までにと送ってもらった5つのバックナンバーを拝見すると、ビートルズから『サージェント・ペッパー・ローリー・ハーツ・クラブ・バンド』『アビイ・ロード』『ホワイト・アルバム』の3枚と、シンディ・ローパーから『ニューヨークはダンステリア』と、マイケルジャクソンから『スリラー』というラインナップになっていた。なるほど大人向けのいい提案となっている。それはいいのだが、登場人物がみんな地位の高い方ばかりで、前回はなんと湯川れい子さんだ。改めて、僕でいいのか確認したほどの面々だった。「大丈夫ですよ」とのことだが、ホントにいいのかなあ。抗議が殺到したらどうしよう(笑)。ともかく、なんの力も持っていない僕が登場することになったのは、『昭和40年男』という世にも珍しい雑誌の力によるものだろう。
取材を受けることにはなったものの、ロックの名盤から1枚を選ぶなんて僕にとってこれほどの難題はない。さてどうしようかと悩んだ末、条件と対象から選び出すことにトライしてみた。『昭和40年男』編集長が選ぶという条件と、日経の読者が対象であるということだ。これで選択の方向性はつくりやすくなった。たとえば、ストーンズの『レット・イット・ブリード』やザ・バンドの『ミュージック・フロム・ビック・ピンク』あたりが日経読者には妥当だろうが、昭和40年男にとってはちょいと古すぎる。かといって、ポリスの『シンクロニシティ』やエアロの『ロックス』じゃ、日経読者とのマッチングが悪い。双方の条件をクリアできるうえ、僕が大好きなものの中から、圧倒的なロックの名盤を探したらこの1枚になった。発表は明後日の誌面にて、乞うご期待だ!!
忙しい時間を割いて取材を受けるのは、少しでも『昭和40年男』の知名度を上げたいとの下心があるのは正直なところ。メディアの力はなんだかんだいっても絶大で、とくに日経新聞は『昭和40年男』のPRに最も効果的なメディアの1つだろう。少しでも紹介に繋がればと、取材当日はテープルの上にバックナンバーを置き、使用してもらえるかはわからないものの「表紙を一応撮影しておいた方がいいのでは」などとお願いしたりと、嫌らしい僕だった。さて、どうなることやら。
この掲載を記念して、明後日は新宿にあるキラー・カーンさんの店で宴を開くことにした。参加したいという読者の方がいたら、それぞれで遊びに来てください。繁昌店だから予約を入れた方がいいですよ。お待ちしてま〜す。
次は上場ですな。