【タメ年たちの大活躍!】写真家・大村克巳が写真展を開催。

(C)ZERO写真展2012/大村克巳

タメ年の写真家・大村克巳が日本テレビのニュース番組『NEWS ZERO』に密着し撮影した写真を展示する『ZERO写真展2012』が、東京・銀座にある三愛ドリームセンターにて4月1日(日)まで開催中だ。

大村は大学在学中から写真家として活動をはじめ、1986年に日本広告写真家協会賞(APA)で入選、日本写真家協会賞(JPS)でグランプリにあたる金賞を受賞。99年にはアメリカ・ニューヨーク・ソーホーのギャラリーにデビューし、2002年に日韓文化交流年記念事業で作品展を日本と韓国で開催。現在は東京を拠点にし、ニューヨークのエージェントと作家契約を結び、活動を続けている。

2009年に初開催したこの『ZERO写真展』。大村氏はライフワークとしてNEWS ZEROに寄り添い、さまざまな現場に足を運び、報道する側とされる側の間に入り“時代”を象徴する瞬間を切り取り番組の裏側を伝えている。そして激動の年となった2011年。大村氏は3月14日、震災後初となる同番組の放送準備のなか、緊迫した報道フロアでシャッターを切り始めた。

今回の写真展を大村はこう語る。「時代を映し続けていくニュース番組そのものをテーマにしたいと考えて始まった本展も今回で3度目になります。前回の写真展が終わってから次の撮影をしていく過程で、東日本大震災の写真を展示することになるとは、思ってもいないことでした。体験した事のない未曾有の状況をどのように受け止め表現するべきか、自問自答する中での開催となります。時代の顔と呼べる方々のご協力、そして『ZERO』スタッフや私を温かく迎えてくださった皆様のご厚意に感謝致します」。

展示作品はNEWS ZEROが東日本大震災をどう伝えたかを中心にラインアップされている。眼前に広がる光景に立ち尽くすキャスターの姿や、折れそうな心にムチを打ち“今を伝える”使命感に突き進む番組スタッフの素顔。タメ年写真家が切り取ったあの日とジャーナリズムの最前線で戦う人間たちの体温と表情にぜひ注目してみてほしい。

『ZERO写真展2012』

■日 時:3月14日(水)~4月1日(日)11時~20時 (火曜日休館)

■会 場:三愛ドリームセンター(受付9F)

■入場料:無料

■問合せ:リコーフォトギャラリー(03-3289-1521)

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ投稿を!

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