編集部員たちとのジェネレーションギャップを埋めることが、
編集会議の論点となっていった。
「知りませんよ〜」
「え〜っ、本当ですか?」
などと失礼な言葉の数々を浴びせ続ける編集員たちに、
立ち向かう40年男の俺が傷だらけでがんばっている。
うーん、こいつは苦しいなぁ。
いきなり前途多難なスタートとなった。
今回の特集のひとつで
ヒーローを取り上げるというお題目になったときに、
さらに激しく露呈した。
絶対的なヒーローは仮面ライダーである。
もう、絶対的な存在なのだが、
これは20代の編集部員も知っていた。
編集部員のほとんどがお世話になっていたという事実に、
とりあえず胸を撫で下ろしたのだった。