大川直人写真展に行ってきた!!

『昭和45年女・1970年女』の最新号 (vol.7) で取り上げている、大川直人さんの写真展に出かけてきた。幸運なことにご本人とお会いできて、ノリノリで一緒にコマネチをやってもらえた。巨匠にこんなポーズをしてもらっていいものかとファンの方からはお叱りを受けそうだが、あくまでご本人の意思でやってくださったことを伝えたい (笑) 。下のカットのポーズも、がカメラを向けるとスターになってくれたというわけだ。ああ、ありがたや。

 

ミュージシャンたちのいい表情の写真ばかりが並ぶ。それらはパンフレットになって配られるので、これは来場者特典として大切に保管したい。サイズは小さな掲載になってしまうが、会場で大判を見た者としてはおもひでのパンフである。

 

ドキっとさせられる表情で収まっている方がいれば、ちょっぴりユーモラスな方、妖艶な雰囲気の方まで実に様々な表情を切り取っている。これらこそが大川さんを巨匠と呼ぶ要因である。被写体の最大限の魅力を引き出す仕事が、いやあ見事じゃ。ため息がばかりが出てくる時間を楽しむことができた。

 

パンフの巻頭には、ご本人とプロデューサーさんの挨拶が掲載されていて、巻末にはドリカムの中村さんのコメントがある。これを要約させていただくと、ドリカムデビューの1989年は音楽雑誌がノリに乗っていた。アーティストの言葉やファッションが時代をリードしていた。そんな全盛期に大川さんはたくさんの仕事をこなした。口数少なく淡々と撮影する仕事人でありながら、被写体に対する情熱と引き出す魅力とセンスは今見返してもずば抜けている。そして締めは、ドリカムにとって、アーティストにも音楽ファンにとっても、大川さんは最初から今に至っても巨匠だとしている。この言葉どおり、白い壁の部屋に飾られた写真たちは音楽ファンである僕を大いに刺激してくれた。極上の時間を過ごせて、大川さんに強く深く感謝申し上げる。
 

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