『オペラ座の夜』は難しい 。

前日に続いて偶然手に入ったクイーンのアルバム。
『ジャズ』もかなり気に入っていただけに
大きな期待を込めて針を落とした。

だが、A面を聴き終えて頭に浮かんだのはたくさんの「?」であった。
気に入った曲は頭の“デス・オン・トー・レッグス”と“39”くらい。
それも印象は弱く、“うつろな日曜日”や“シーサイド・ランデブー”に至っては
それまで描いていたロックのイメージを粉砕するものだった。

そんなショックを抱えたままB面に針を落とすと
これまた一発目から難解(“ナウマン像”の繰り返し)から退屈してしまい
A面同様、ロックイメージ粉砕テイストを持つ“グッド・カンパニー”にやられ、
最高傑作といわれた“ボヘミアン・ラプソディ”の♪ままぁ〜♪は
『人間の証明』のテーマ曲だし、
ライナーノーツで大貫さんが印象的に書いていた
ラストの“ゴット・セイヴ・ザ・クイーン”も退屈で、
なにもいい印象を持たずに1枚を聴き終えたのだった。

「うーん。???」

この夜は後悔の方が大きかった。
せっかく買ってもらったのに、大失敗だった。

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