ホンダは、東京・青山にあるHonda ウエルカムプラザ青山にて、「バイクフォーラム」と題したトークショーを3月10日に開催する。
テーマは「ニューミッドコンセプト NC700Xの開発ストーリー」。新設計となる700ccの水冷・4ストロークOHC並列2気筒エンジンを搭載する“ニューミッドコンセプトシリーズ”の国内第1弾として2月24日に発売予定のブランニューモデル『NC700X』について、開発エピソードなどを披露するトークショーだ。
『NC700X』は、本サイトでも紹介したとおり、扱いやすさとツーリング用途を楽しむのに十分な出力を兼ね備えたミドルクラスの排気量を持つツインエンジンを核に構成されたマシンだ。ロードモデルでありながらオフロードモデルのような外観と乗車スタイルを持っており、上体を起こしたラクな姿勢で乗ることができる。また、従来バイクの燃料タンク部分を、メットイン可能な大型収納スペースとしたことでユーティリティを大幅に向上させており、長距離のツーリング用途を強く意識した意欲作となっている。しかも価格は64万円台からと同社の400ccロードモデル『CB400SF』や、250ccスクーター『FORZA』を下回る価格設定となっており、大きな話題を集めている。かつてバイクブームを経験している昭和40年男にとっても、久しぶりに乗ってみようかと思わせられるようなモデルになりそうだ。
トークショーには(株)本田技術研究所にて『NC700X』の開発はもとより、ニューミッドコンセプトシリーズ完成車テストまとめ役を務めた宮崎英敏氏が登場し、開発現場でのエピソードや想いなどを語る。興味のある昭和40年男は、ぜひ足を運んで見てはいかがだろう。開催概要は下記のとおり。
開催日時:2012年3月10日(土) 14:00~15:30
出 演 :宮崎英敏氏(本田技術研究所 二輪R&Dセンター)
会 場 :Honda ウエルカムプラザ青山(東京都港区南青山2-1-1)
入 場 :無料