『魔界村』に『アルゴスの戦士』『影の伝説』など『わんぱっくコミック』掲載のファミコンマンガが続々電子復刻! 5/16に3作リリース!!

おはこんばんちはです。昭和50年男向け「S50ニュース!」をお送りします。

昭和50年男世代がガキンチョだった ’80年代、コロコロ、ボンボンに続けとばかりに登場した第三の少年ホビーコミック誌、徳間書店の『わんぱっくコミック』。その掲載作品を電子書籍として復刻した「わんぱっくコミック・リバイバル」が展開中です。
 
同シリーズについては、これまでもこちらのニュースで度々紹介してきたんですが、この4月からは「ゲーム必勝テクニック完ペキ版」を中心とする「第Ⅱ期」がスタート。第2弾となる5月分の3作品が、来週 2022年 5月16日 (月) より各電子書籍ストアで配信されます!
 
標題作となっている『魔界村』と『アルゴスの戦士』をはじめとして、『エグゼドエグゼス』『サーカス・チャーリー』『マグマックス』『影の伝説』、『アトランチスの謎』『スーパーピットフォール』『聖剣サイコカリバー』と、ファミコン用ゲームソフトのコミカライズ作品が盛りだくさん。

当時全然触れていなかった作品でも、寝ても覚めてもファミコンに夢中だった当時を思い出しつつ、きっと楽しめるハズ… ってことで、今回も要チェックです!
 
 

■「わんぱっくコミック・リバイバル」5月配信作品

 
1.沢田ユキオ『魔界村』
©2022 Yukio Sawada ©CAPCOM

 
’85年9月にオリジナルの業務用が稼働し、翌’86年6月にはファミコン版が発売。高難易度にもかかわらず大ヒットした、お馴染みカプコン発のアクションゲーム『魔界村』。表題作はその攻略コミック。

魔界村の悪魔たちに打ち勝ち、大魔王の棲む城を目指す勇者アーサーが、愛しのプリンセスを救出するまでの道のりを徹底ガイド。❶墓場 → ❷氷の館 → ❸地下道 → ❹崖 → ❺魔城の下 → ❻魔城最上部 → ➐大魔王の部屋の7ステージを駆け巡る。

その他にも様々なファミコン用ゲームソフトのコミカライズ作を収録。『エグゼドエグゼス』(カプコン/ ’85年12月 ※ファミコン版の発売元/発売年月、以下同) ではサンダースと巨大昆虫の対決、『サーカス・チャーリー』(ソフトプロ/’86年3月) ではサーカス・ドリーム団の団長の娘ジェニーと半人前チャーリーの恋、『マグマックス』(日本物産/’86年3月) では生まれた時に三つ首のバビロンにパーツを盗まれたリベンジ、『影の伝説』(タイトー/’86年4月) では霧姫の救出に向かう忍者・影… といったストーリーが展開する。さらに『魔界村』の短縮版ギャグストーリーも併録されており、全6作が楽しめる作品集。
 
 

2.みなづき由宇
  『必勝テクニック完ペキ版 アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃』
©2022 Yuu Minazuki

テクモが開発し ’86年5月に稼働したオリジナルの業務用『アルゴスの戦士』からファミコンへ移植。’87年4月に “はちゃめちゃ” なタイトルとキュートなイメージ (?) で発売された同名作を攻略コミック化。

かつて伝説の五闘神インドラが繁栄させた聖地アルゴール。その宙空に出現した獣王ライガーの牙城。そこから舞い降りた獣人一族は大地をおおい、悪の帝国を築いてしまった。恐怖に怯える人々の悲痛な祈りに、遠くアルゴスの地から一人の戦士が立ち上がった。天空の獣王ライガーを倒し、平和を取り戻すことを心に誓った戦士は、五闘神のアドバイスを受けながら必勝アイテムを預かる。7つのエリアに巣食う40もの怪物たちを倒し、勇士は獣王ライガーの部屋までたどり着けるだろうか?
 
 

3.みなづき由宇『獣戦士ライガー』
©2022 Yuu Mnnazuki

 
『わんぱっくコミック』の最晩期に、“RPC (ロールプレイングコミック) ” と銘打って、3回に渡り連載された作品。南海の孤島・アーストリアに暮らす雷牙、翔、美緒の兄妹は、それぞれが、“サンダータスク” の必殺技を持つライガー、“ハリケーンクロー” の必殺技を持つイーグル、そしてマーメードという “獣戦士” に成長していく。

実はこの三兄妹、獣戦士を作り出す狂気に囚われた父親の生島博士=ゾラパゴス島の帝王・ゾラに人体改造されており、子供たちを逃した母は、いつか3人が自分を救いに来ることを待ち望んでいた。やがて巡り合った兄妹たちは、ゾラパゴス島へと向かい、強大な力を持ったゾラや手下のパドスたちに立ち向かっていく。果たして父子の因縁の対決の行方は…?
 
表題作の他に、『アトランチスの謎』(サン電子/’86年4月) 、『スーパーピットフォール』(ポニー/’86年9月) 、『聖剣サイコカリバー』(イマジニア/’87年5月) と、ファミコン用ゲームソフトからのコミカライズ作品3編を収録。ロンダ、ピピ、ポポ、美緒など、みなづき由宇先生が描く美少女キャラが大活躍!
 
 

■配信先

 ・Kindleストア (Amazon)
 ・楽天Kobo 電子書籍ストア
 ・honto
 ・ブックライブ
 ・ebook japan
 ・Renta! (パピレス)
 ・AppleBooks
 ・Kinoppy
 ・ヨドバシ
 ・マンガBANG
 ・LINEまんが
 ・BOOK☆WALKER
 ・ブックパス
 ・Readstore

  など 電子書籍を販売するネット書店 ※一部書店は順次配信予定
 
 
(「昭和トリオ」 “Web担当A” )
 
 
[以下、徳間書店  ニュースリリース より]

株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、昭和60~64年に刊行していた漫画雑誌「わんぱっくコミック」をデジタル化して、シリーズ「わんぱっくコミック・リバイバル」として、掲載作品を電子書籍で単行本化して刊行いたします。2021年8月からストーリー物を中心とした第Ⅰ期がスタートしていましたが、2022年4月からゲーム必勝テクニック完ペキ版を中心とする第Ⅱ期配信が開始しています。今回は第Ⅱ期の第2回配信となります。
 
■配信開始日 2022年5月16日(月) ※全3点
■配信価格  本体価格:900円(税込価格:990円)
 

▲「わんぱっくコミック」(昭和63年 11月号 表紙)

 
『わんぱっくコミック』は昭和60年に臨時増刊として刊行した漫画雑誌で、昭和61年 5月 から本格的に月刊誌化いたしました。読者層は子供向けで、コロコロコミックやコミックボンボンなど小学生の年齢層をターゲットとしていました。当時はファミコンなどゲーム機文化が流行した時代だったので、ゲームのコミカライズ、ゲーム攻略漫画などを中心に構成され、このほかに時代を風靡したラジコン漫画も多く掲載されました。ゲーム文化のピークの後には、流行したシールをテーマとした漫画やオリジナル作品に主流が変わっていったのです。
 

 


 
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