『昭和40年男』の編集長なのだから、今日は当然ながらこのネタでつぶやかなくてはならぬ。本日昭和の日である。僕ら世代にとって、4月29日は天皇誕生日としてありがたい休日だった。そんなガキの頃、世はまだ週休2日が定着しておらず、5月4日も旗日でなかったから今のような長期連休にはならなかった。ちなみに今年の暦でかつてを考えると明日は学校が半ドンで、来週も火木が休みという完全なる飛び石連休だった。これはこれでいとおかしと楽しんでいたことだろう。
少し以前の今日はみどりの日だった。これが2007年より現在の昭和の日となったわけだが、大賛成である。日本の歴史にとって、昭和は最も激動であった。開戦から終戦と、この元号は未来永劫語り続けられなければならぬ。そしてそこからの復興も日本人の心にDNAレベルで刻み込むべきだと主張させていただく。日本はなぜミラクルを起こせたのか。単純明快である。がんばったのだ。否負魂である。戦争で焼け野原になったところからの負けじ魂で、経済や技術で世界に勝った。デトロイトで日本車をぶっ壊すシーンを見た時に、かつてボコボコにされたアメリカに対してこれは勝利なんだ、どうだーっと拳を握りしめた僕だ。
が、これは過去の武勇伝になりつつある。今の円安はよろしくない。為替は複雑に絡み合ってのことだとは素人ながらわかるが、大きな要因は否負魂の欠落にあると思う。誰も彼もから欠落してしまったわけではないのももちろんである。昭和だって国民全員が血の汗流していいたわけではないが、そのアベレージの低下である。この悔しさはそのまま『昭和40年男』のコンセプトだ。昭和の大人たちの否負魂から学び今に活かしたい。
ありゃりゃ、せっかくのGW突入なのになんだか楽しくないな (笑) 。ガハハも『昭和40年男』のコンセプトである。僕も目一杯のガハハで突っ走るつもりだ。まさにゴールデンで、来週月曜日に「浅草秘密基地」の10・11・12周年祭ファイナルをぶちかまし、5日は読者の皆さんと子供がえりを楽しむ「東京麻布秘密基地」を開催して、週末は広島でバイクイベントをぶちかますのだ。おーっ、1週間で3発とはまさにゴールデンだぜ。いくぜいくぜ!! 5日はもう予約でいっぱいだが、2日と8日はお気軽にご参加くだされ。待ってるよー!!