青春18きっぷを手に…気分は999!? 列島の夜を駆けた、懐かしの格安列車たちのムック刊行。『大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて』

おはこんばんちはです。
「S40ニュース!」「S50ニュース!」ドッチーモ的にお送りします。
 
隔月刊誌『旅と鉄道』を発行するインプレスグループの天夢人から、2022年 4月20日 (水) 、『旅鉄BOOKS 057 大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて』が刊行されました。


1960~’70年代以降、次々と廃止されていった夜行定期普通列車。その波の中にあって、存続を求める多数の要望書が寄せられたことで最後まで生き残ったのが、国鉄・東海道本線の東京~大垣間を毎晩1往復運行する、通称 “大垣夜行” でした。

国鉄がJRになった後も、JR東日本とJR東海をまたぐ形で運行が続けられ、1996年 3月からは全車指定席の夜行快速「ムーンライトながら」へ移行。2009年3月まで定期運行されるも、以後は臨時列車として学生が休みとなる春季・夏季・冬季の運行が続けられていました。しかし、2020年の夏季・冬季はコロナ禍の影響で運行されず、同年3月の運行を最後に、2021年、ついに完全なる廃止が発表されました。 
大垣夜行、そしてムーンライトながらは、1982年 3月から発売された「青春18きっぷ」(発売当初の名称は「青春18のびのびきっぷ」) で乗ることができたため、格安の深夜バスが台頭するまでは大人気。お金のない学生時代の帰省や、格安旅行のお供として、何度もお世話になったという読者もきっと多いハズ。
 
寝台ではない通常のシートに座って深夜の車窓を眺めていると、気分は『銀河鉄道999』…これでメーテルみたいな美女が一緒だったらな~ 鉄郎はいいよなァ…なんて考えたことのある方もいるのでは?

 
おっと、余談が長まりました。鉄道ネタだけに脱線注意! なんつって…。
そんなこんなで今や何もかもが懐かし、まさに “想い出の中を走る青春という名の列車” となった、大垣夜行とムーンライトながら。そして「ムーンライトえちご」「ムーンライト信州」といった、快速「ムーンライト」シリーズ。その軌跡をまとめたのが、今回のムック『大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて』なんであります。
   
“大垣夜行” 、快速「ムーンライトながら」、快速「ムーンライト」シリーズ、さらに、その他の長距離夜行普通列車もフォロー… という全4章構成で、当時の様子を記録した写真も豊富に掲載し、それぞれの列車の懐かしいシーンを振り返っていきます。

さらには、各列車の乗車記を計15本も掲載。車内の様子やシートの感触にはじまり、運行中の車内アナウンス、寝心地、停車駅の風景など、鉄道好きならではの視点での味わいある記録の数々に、読者もいつかの夜行列車のの旅の記憶を呼び起こされることでしょう。

A5判・160ページで、定価 2,200円 (税込) 。失われゆく鉄道ロマンを感じたい方はゼヒ!
 
 
(「昭和トリオ」 “Web担当A” )
 
 
[以下、インプレスホールディングス  ニュースリリース より ※4/18付]

インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝峰富雄)は、2022年 4月20日に、旅鉄BOOKS 057『大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて』を刊行いたします。
 
東京~大垣間を毎晩1往復運行し最後の夜行普通列車だった “大垣夜行” と、格安で移動できる「青春18きっぷ」でも乗れる夜行列車として大人気だった快速「ムーンライト」シリーズの軌跡をまとめた一冊です。導入された車両図鑑や当時を振り返る乗車記などで、「青春18きっぷ」の旅の友として、また帰省やビジネス移動などで、多くの人々の記憶に残り愛された懐かしい列車を振り返ります。表紙の165系快速「ムーンライトえちご」が目印です。

※本書は『旅と鉄道』2021年 増刊5月号「ありがとう大垣夜行」を
 加筆して、再編集した本になります。
 
 

■当時の貴重な写真で、もう見ることのできない懐かしい姿を振り返ります

大垣夜行、快速「ムーンライトながら」、快速「ムーンライト」シリーズごとに章立てをし、当時の様子を記録した豊富な写真で、懐かしい鉄道シーンを振り返ります。
 
 
■臨場感あふれる乗車記を15本掲載

大垣夜行、快速「ムーンライトながら」、快速「ムーンライトえちご」、快速「ムーンライト信州」、快速「ムーンライト松山」、快速「ムーンライト高知」、快速「ムーンライト九州」の乗車記を合計15本掲載。当時の車内の様子やシートの感触、車内アナウンス、寝心地から停車駅の風景など、とても懐かしく味わいのある情景を当時の写真とともに掲載しています。
 

【目次】
●「大垣夜行」・快速「ムーンライトながら」・快速「ムーンライト」シリーズ 年表   
●追憶 Graph 夜行列車が走った時代   
ありがとう 大垣夜行   
ありがとう 快速「ムーンライトながら」   
ありがとう 快速「ムーンライト」シリーズ   

1章 大垣夜行   
●「大垣夜行」、28年間の軌跡   
●大垣夜行の車両図鑑① 153系   
●大垣夜行の車両図鑑② 165系   
●「大垣夜行」乗車記   

2章 快速「ムーンライトながら」
●快速「ムーンライトながら」24年間の軌跡   
●ムーンライトながらの車両図鑑① 373系   
●ムーンライトながらの車両図鑑② 183・189系   
●ムーンライトながらの車両図鑑③ 185系   
●快速「ムーンライトながら」乗車記   

3章 快速「ムーンライト」シリーズ  
●夜を駆ける快速列車「ムーンライト」の世界   
●ムーンライト・ムーンライトえちご   
●ムーンライト山陽   
●ムーンライト高知・ムーンライト松山   
●ムーンライト九州   
●ムーンライト山陰・ムーンライト八重垣   
●ムーンライト信州   
●ムーンライト仙台・ムーンライト東京・ムーンライト松島・ムーンライト横浜   
●快速「ムーンライト」シリーズ乗車記   

4章 長距離夜行普通列車
●庶民に愛された 夜行普通列車   
●からまつ   
●南紀・はやたま   
●山陰   
●ながさき   
●中央本線 441M・442M   
 
Column
「大垣夜行」ダイヤの変遷  
北海道を走った夜行快速ミッドナイト
大垣夜行前史 vol.1  1889 〜 1945  
大垣夜行前史 vol.2  1945 〜 1968  
大垣夜行前史 vol.3  1968   
 

 
【書誌情報】
書名 : 旅鉄BOOKS 057『大垣夜行と快速「ムーンライト」のすべて』
仕様 : A5判・160ページ
定価 : 2200円(税込)
発売日: 2022年 4月20日

全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
https://amzn.to/3Ilabcs
 

 
【株式会社 天夢人】
https://temjin-g.co.jp
 
2007年設立。隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信しています。
 
 
【インプレスグループ】
https://www.impressholdings.com
 
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
 

 


 
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