カップヌードルから崎陽軒のシウマイ弁当、家呑みまで詰め込んだ総集編!!

てなわけで、どんなわけで???  本日総集編の発売じゃーっ!!  手前味噌ながら、これ一冊の本としてすごくいい出来だよ。毎度つぶやくことで、僕のここに付き合ってくださっている『昭和40年男』のヘビーユーザーは買ってはならない。が、立ち読みしながらそのボリューム感を楽しんでいただければ幸いである。過去記事からテーマを見出してそれに合う記事を引っかき集めて、章立てを施してそれぞれが機能するように構成するのは、性能の悪い頭をフル回転させる実に楽しい作業だ。今回もなんとかうまくいったぜ。

 

創刊から30冊を編集長として過ごし、vol.31から3年間はプロデューサーという立場でもう少し周辺の仕事を増やそうとした。が、これは自分のことながらあまりうまくいかなかった。『昭和40年男』周りよりむしろ、異なるジャンルの仕事が増えただけで終わり、2代目編集長の退社に伴い返り咲いたのが記念号となるvol.50だったのだから、どんだけ『昭和40年男』という本と運命の赤い糸で結ばれているのだろうと笑っちまったい。以来、次号 (vol.73) で復帰4年ということになるのだ。ふーっ、月日の流れが早い。そしてむしろ、編集長に戻った方が狙っていたプロデュース的な仕事ができている。こんなステキな産物「昭和ジェネレーションパラダイス」も発進したしね。

 

復帰に合わせて仕掛けたのが総集編である。大騒ぎで打ち込んでvol.50の翌月の2018年8月から発行を始めた。ほぼ月刊で書店の棚に『昭和40年男』のロゴを並べる作戦だ。当初は2年も回せればいいかなと思ったのだが、もうすぐ4年である。サポートしてくれるスタッフと、本誌の記事が執念の作りになっていることで成立しているのだ。話を戻すと今回の『奇跡の昭和FOOD SHOW』もまさしくそれであり、前述したとおり一冊の本としてとてもいい仕上がりだ (自画自賛、申し訳ないっす!!) 。バイク仕事で大変世話になった、僕にたくさんの仕事術を教えてくれた師匠に献本しているのだが絶賛のメールが届いた。
「この本は社会学、近代食文化史の観点から永久保存版です。編集者の努力に脱帽です」
感激感涙である。

 

と、そんな総集編『奇跡の昭和FOOD SHOW』は本日より書店にて勝負を始める。ぜひっ、のぞいてくれっ!!
 

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