50年続く伝統のネギラー油!!

今日は写真でストーリーを作ってみた。わかるかなあ、わかんねえだろうなあ、イェーイ (懐) !!

 

 

この一杯はタネも仕掛けもない、どストレートな昭和の味噌ラーメンだ。昨今の流行りとは背を向けた、何をとっても昭和である。我が町浜松町が誇った高層ビル、貿易センタービルの地下食品街で根を張っていた札幌本舗さんである。残念ながら貿易センタービルが廃業になり、この丼ともお別れかなと思っていたところ、隣にできた日本生命浜松町クレアタワーのやはり地下に入ってくれた。はず〜っとダイエットを続けているが、たまにキレる。するとここに行き「味噌半チャン」とクールにビシッと決めるのである。

 

この店では客のほとんどが味噌をオーダーする。9割と言ったら大袈裟だろうか。でも印象としてはそうで、二番人気はチャーハンだと思われる。つまりここで「味噌半チャン」とするのは至極正しいことだ。ダイエットなんかしばし忘れてひたすら掻っ込むのである。

 

で、写真の赤いのも手書きPOPのとおり、貿易センターで根を張っていたことになる。ただ単に昭和の味噌というだけであったら、ここまでジャンキーにはならなかった。この赤いのがうまいのだ。僕は辛いのが好きだが弱い。汗びっしょりになりながら、この赤いのを少しずつ投入していきながら楽しむ。扇子と手ぬぐいは忘れちゃならない。そしてこのチャーハンもまた絶品で、これまたフツーに昭和なのだ。

 

少しだけ残念なのは、貿易センタービル時代よりマイルドになったことだ。モノすげーしょっぱかった味噌ラーメンもチャーハンも、やや塩分控えめになった。ガツンとしょっぱいスープは全部飲み干していたが、マイルドだとあら不思議、残してしまう僕がいる。チャーハンもしょっぱさだけでなく、脂がガツンと効いていた。昭和ながら、令和が少し混じっているのだ。まっ、ここに来るのはおっさんばかりだから身体を気遣ってマイナーチェンジを施したのだろう。これはこれでよい。浜松町が誇る昭和が健在である。お越しの際にはぜひお試しあれーっ!!
 

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