今日は日曜日。ビール片手に読むのはもちろん『昭和40年男』だ。えっ、まだ買っていないって。そりゃあてえへんだ。その気にさせる発売直後の僕のつぶやき、最新号 (vol.72) の紹介となる大編集後記をお送りしよう。
昨日つぶやいた特集トビラをめくると、サイコーの笑顔で柳沢慎吾さんが迎え入れてくれる。表紙といい、このいきなりのインタビュー記事といい、VIPですぜ兄貴っ。『俺たちの別れ』とタイトルして柳沢さんを起用したのは、ちょっとした変化球というかユーモアというか、我ながらなかなかセンスがよろしい (誰も言ってくれないからさっ、自分で言うのさっ) 。
柳沢さんといえば、僕のアイドル・桂木 文ちゃんが主演していた『翔んだカップル』が記憶に強く残っている。本編もさることながら、毎度NG集で楽しませてもらった。そのNG集で多くの笑いを提供してくれた轟 二郎さんにもかつてご登場いただいている。亡くなる少し以前のことで、『びっくり日本新記録』の舞台裏と轟さんのチャレンジ魂には感動させられたっけ。彼と一緒にイキイキと演じていた柳沢さんで、『翔んだカップル』の打ち上げで泣いたと語ってくれているのに、あの日僕を夢中にさせてくれた感謝の気持ちになった。
僕は取材現場に行けなかったのだが、帰ってきた担当のうれしそうだったこと。ものすごいテンションの高さのまま、長時間のインタビューを乗り切ったそうだ。これは本文で触れられているから、ぜひ読んでいただき今年還暦の兄貴を実感して自分にぶっ込むべきだう。
それにしてもお若い。昭和37年の3月生まれだから学年では4つ上だ。俺たちの同窓会に混ざっても断然若い。芸能人だからなというのは違うと思う。あのシビアな世界の中で、努力を重ねながらも自身を貫いているからなのだろう。『昭和40年男』にご登場いただける兄貴たちにはいつもそんなことを考えさせられ、元気をいただいている。柳沢さんもまったくしかりで、その輝きの秘訣も語ってくれている。枯れたくない同世代諸氏たちよ、必見だ!