毎週月曜日に出演させていただいているラジオ銀組では、毎度その日のテーマが設定されていて、登場はそのテーマクエスチョンで始まる。今週頭の放送が今日のタイトルで、僕は多くの戦いの中からダイエットを選んだ。僕にとっては永遠のテーマと言っていいかもしれない。３月上旬に健康診断を控えている今は、やる気マックスである。が、やる気だけでうまくいかないのもダイエットと、加えて僕にとってはランニングである。
さて、ふと考える。戦っていることがない方がいるのだろうか。まずいないのではあるまいか。いや、その方は相当な幸せ者だろう。仕事、家族、地域などなど、ライトなところでは趣味だって持てば戦いであり、生きることとはすなわちそうなのだ。仕事の現場では、毎日毎日きつい戦いを強いられている。最近では特に多いのが…な〜んて書き出すと愚痴になるからやめておこう。ただ俯瞰して考えると仕事現場の激変こそが、俺たち世代にはかなり苦しい戰いを強いているのではなかろうか。
つい先日、同世代の激ワーカーと「24時間戦えますか」の話題になった。そして彼も僕も、今は死語だと笑いながら仕事に邁進する環境にあった時代に生きたことをよしとしている。中島みゆきさんも、戦わないヤツが戦うヤツを笑うと歌っているが、まさしくそのとおりの社会になった。僕は今も24時間戦いたいと常々自分に課している。誰かに強要する気はもちろんないし時代遅れだとわかっているが、同世代諸氏には同感同感、ガッテンガッテンの方も多くいるのではあるまいか。
戦わない時代は将来にどんな影響を及ぼすのだろう。“ゆとり” に関してはどうやら反省している節があるが、教育は是正できても日本の社会はその舵を切ることはできまい。ただやはり、みゆきさんの歌ったとおり戦わない方々は僕を笑わないでいただきたい。今日も始発電車で動き出している。と、仕事は激しく戦えるのにダイエットとランニングはまるっきりダメだ。うーむ。