おはこんばんちはです。「S40ニュース！」をお送りします。
明日、2022年 2月2日 (水) にグランドオープンを迎える、大阪中之島美術館。
アート好きの間では、昭和40年生まれ、タメ年の現代美術作家・ヤノベケンジ氏の大型作品『SHIP’S CAT (Muse) 』『ジャイアント・とらやん』が出迎えてくれることでも話題となっている、大阪期待の新スポットです。
同館では、美術やデザイン品の歴史、作品、作家などに関する様々な情報資源を整理して公開する「アーカイブズ」を主要機能の一つに位置付けているそうで、そのプロジェクトの一つである「インダストリアルデザイン・アーカイブズ」の構築には、地元大阪発祥のパナソニックも貢献しているとか。
開館記念展『みんなのまち 大阪の肖像』の第２期（2022年 8月6日～10月2日）には、同社が収蔵している歴史的な家電製品も多数出展されるそうですよ。
パナソニックと、大阪新美術館建設準備室 (現・大阪中之島美術館) 、京都工芸繊維大学では、家電製品を中心とした工業デザイン製品を、戦後日本のライフスタイルや社会行動、価値観をかたち作ってきた主要な構成要素の一つと考え、2014年10月に「インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト (IDAP) 」を発足。
2016年には、より幅広い企業や研究機関と多彩な協力関係を築くために、三者連携を発展的に解消して「インダストリアルデザイン・アーカイブズ協議会」を設置し、パナソニックはその原始会員として工業デザインのアーカイブ化を推進してきたとのこと。
前出の大阪中之島美術館『みんなのまち 大阪の肖像』の第２期展示は「『祝祭』との共鳴。 昭和戦後・平成・令和」と題して展開。パナソニックが収蔵する3,000点の歴史商品の中から厳選し、“電化元年” と言われた1953年 (昭和28年) 以降のエポックメイキングなプロダクトが多数展示される予定。
『昭和40年男』はじめ “昭和トリオ” 読者ならば馴染み深い、1970～ ’90年代の製品もきっとアレコレ展示されるハズ。企画展示は夏からでまだしばらく先ですが、近隣の方はとりあえずアーカイブの仕上がり具合いを見学しに、オープン次第さっそく行ってみては？
(「昭和トリオ」 “Web担当Ａ” )
［以下、パナソニック ニュースリリース より ］
パナソニックと、大阪新美術館建設準備室（現・大阪中之島美術館）、京都工芸繊維大学は、家電製品を中心とした工業デザイン製品を、戦後日本のライフスタイルや社会行動、価値観をかたちづくってきた主要な構成要素のひとつと考え、2014年10月に「インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト（IDAP）」を発足。
大阪中之島美術館のアーカイブ構築に貢献するため、産学官三者連携事業として、新たな視点での分析や研究を誘発し、未来に資する活用を促すことを目的に、家電製品等に関する「記録」と「記憶」の収集・アーカイブ化を始めました。
2016年には、より幅広い企業や研究機関と多彩な協力関係を築くため、三者連携を発展的に解消して「インダストリアルデザイン・アーカイブズ協議会」を設置。同協議会の事務局は大阪中之島美術館が務め、パナソニックはその原始会員として、活動を進めてきました。
パナソニックは、1918年に大阪で創業し、創業者 松下幸之助は、「より豊かなくらしをおくりたい」という人々の願いを満たしていくところに、企業の役割、使命があると考え、人々の生活に役立つ様々な商品を世の中に送り出してきました。「インダストリアルデザイン・アーカイブズ」には、そのようなパナソニックの歴史商品に関する情報をアーカイブ化しています。
＜関連情報＞
・大阪中之島美術館
https://nakka-art.jp
・インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト（IDAP）
https://nakka-art.jp/idap/
・大阪中之島美術館開館記念展「みんなのまち 大阪の肖像」を開催します
https://nakka-art.jp/press-post/osaka-portrait-2022/
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