今年1発目の『昭和40年男』(vol.71) が書店に並んだのが、ちょうど2週間前のことになる。以来、しつこくしつこくPRとなる大編集後記をつぶやいてきたが、今日でいったん千秋楽とする。で、今日のビジュアルは『昭和40年男』にとって大事業と位置付けている「還暦上等」のマスコット、名付けて “還暦くん” である。近々ステッカーにして発売しようかな (笑) 。彼らのデビューは先月のことで、『昭和40年男』の総集編史上最も濃い一冊となった『生涯現役 還暦上等』の誌面である。ちなみにこれはまだ在庫があるから手に入れた方がいいよ。辛坊治郎さん、柳沢慎吾さん、DJ KOOさんという顔ぶれの書き下ろしインタビューページが18ページと、随所にちりばめた僕のアジテーションは、このつぶやき読者にはきっとシンパシーを得ていただけるはずだ。
総集編にとどまることなく、さらに最新号では表紙をめくった冒頭の左ページに還暦くんを総動員させて、楽書家の今泉岐葉さんの見事な書とともに大騒ぎな宣言をさせていただいた。もしも、ご購入いただけてない方がいたら、これだけでもお付き合いいただきたいので宣言をご紹介する。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、新年らしく2つの宣言をさせていただく。1つは、先月に『昭和40年男 総集編』としても発行した「還暦上等」についてだ。そもそもは、2019年の秋に小誌の創刊10周年を記念して組んだ特集タイトルである。50代も中盤に差しかかり、人生100年時代に向かって僕はこの言葉を世に放った。多くのタメ年男たちから「まだピンとこない」と厳しいご意見をいただいたが、それこそ上等だぜという気持ちだった。というのも、この時点での真の狙いは、“昭和40年生まれは昭和100年に還暦を迎える” ということを、早い段階で宣言することにあったからだ。『昭和40年男』とタイトルしている雑誌ならではの “昭和100年祭” にしたいという強いメッセージであり、「還暦上等」をそのシンボルとして背負い込む所存である。折に触れ騒いでいくので、どうぞ皆さん、乗っかって盛り上げていこうではないか。
もう1つが、『昭和40年男』は新しい表現を始める。「昭和ジェネレーションパラダイス」というイベントの展開だ (→ P 79) 。これまで「秘密基地 (P 119)」と名づけた読者ミーティング形式のイベントを、創刊2号以来全国各地で継続してきた。が、「昭和ジェネレーションパラダイス」はこれとは全く異なり、コンテンツをギュッと詰め込んだエンターテイメントイベントだ。これは「還暦上等」とも密接に絡み合う。第1クールのピリオドを昭和100年にターゲットしてイベントを成長させていきながら、双方で発信を強めていくことを目論んでいる。この壮大な悪巧みに、読者諸氏はもちろんのこと、企業も乗らない手はない。カモン!!
昭和97年1発目のスタートページにて、高らかなる宣言とさせていただく。
文中で触れた、79ページをご参照いただきたいとしているイベント告知の原稿も、以下掲載させていただく。令和4年のキックオフは、我々らしく賑々しくぶち上げた。さあ、共に走ろう!!