男子厨房に入らず ~大編集後記。

 
最新号 (vol.70) のご紹介をさせていただく大編集後記も、ひとまずは千秋楽としよう。千秋楽といえば今週の日曜日が令和3年のお相撲の千秋楽ですな。僕のご贔屓の遠藤は微妙な星でなんとか勝ち越してほしいと願い、妙義龍は残念ながら早々に負け越してしまった (泣) 。宇良と阿炎の奮闘は大変喜ばしく、特に阿炎の大復活が来年以降も続く本物であってほしい…って、かなりの脱線ゲームだなあ。

 

さて本題。今日のタイトルは、元々は中国の言葉が語源になっているとかで、本来の意味とは異なるそうだ。が、うちの親父は完全に古〜いタイプで、この言葉をガンガン使っていた。ゴキブリ亭主なんて言葉も使って男女の差異を声高に吠えていたっけ。『昭和40年男』なんて雑誌が生まれたのには、そんな親父の影響が少なからずあるだろう。

 

が、僕は平気で入る。居酒屋の厨房で働いていたことがあるから包丁を使うことに抵抗はまったくないし、最低限の知識は備わっているから自分アレンジで料理に挑めて楽しい。が、やはりプロとはすごいなとこの連載で知ることになった。1コ上の兄貴が工夫を凝らして、男子厨房に入らずを貫いてきた同世代諸氏でも簡単ながら本格的なレシピをアレンジしてくれている。

 

またまた脱線ゲームさせていただく。この連載を始めたのはもちろん上記の主旨が大きいが、恐ろしい野望が3つも横たわっているのも実は大きい。その1つ (2つは企業秘密!!) が動画への取り組みである。とかく昨今は動画動画である。スペースインベーダー企画でトライして、イマイチうまくいかなかった。フォレスタプロデュース動画はやや手応えありで、ここのところメンバーのケガが続いて滞ってしまってはいるが (明日つぶやこうっと) 来年よりリスタートする。選曲とアレンジはできているので、乞うご期待だ。そしてこの連載の「お料理寅さん」も、動画により “男子厨房に入らずだった男子” たちの背中を押すこと間違いなしだ。再生回数が上がらないのは、僕のしゃべりがつまらないせいなのは痛いほどわかっている。努力を課して上げなければ、奮闘するシェフに申し訳ない。

 

今回のブイヤベースは本当に豪勢だから、クリスマスにご家族や恋人、仲間とのパーティで作ってふるまったら尊敬されること間違いなしだ。すげーメニューながら、企画コンセプトどおりか〜んたんに作れちまう。少しでもやる気になったあなた、この動画をご覧になってトライトライ。今年のクリスマスはあったかいぜ!!
 


 

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