ハードでヘヴィな特集の vol.70 が、いよいよ今日より書店に並ぶ。おーっ、パチパチ。天国で今も弾きまくっているエディに届けこの愛である。この特集でいくとなった瞬間に、表紙はエディしかないと決めた。10月が一周忌だったから、追悼のタイミングにもピッタリだ。スタッフが集めてくれた写真でいくつもの表紙を作り、タイトルを練り上げてこうなったのだ。その昔、俺たちの頭をぶっ叩いたアルバム『炎の導火線』は、俺たちの魂に火をつけた。と、その思いと感謝を込めて特集タイトルもバッチリである (ぎゃーっ自画自賛) 。今日よりはしばらく、最新号のPRをつぶやかせていただく。
ギター革命者である。その意味で2大巨頭はジミ・ヘンドリックスと並び、エディだと常々持論を展開している。2人にはやや及ばないが、もう1人にジミー・ペイジを加えて世界3大革命ギタリストとしている。ギター小僧だった僕は懸命に練習したが、難しくて断念ばかりのヴァン・ヘイレンだった。まっ、努力不足だったなと今更ダメ出ししている。
毎週月曜日に電話出演させていただいているSBC信越放送の昼のラジオ番組『ミックスプラス』では、この表紙の話題にして曲は『炎の導火線』に収録された「ユー・リアリー・ガット・ミー」をオンエアした。この曲の出だしのエディのギターったら鋼鉄だよ。何度聴いても脳天にガツンと響き、興奮させてくれる。ハードロック/ヘヴィメタルに興味がなかったという同世代諸氏も多いと思うが、このアルバムはきっとしびれると思われる。ただし、男子のアルバムかなあなんて思っていたりもする。するってえと、今回の特集もどちらかといえば男向きか? 『昭和40年男』は女性読者が意外に多く、だから『昭和45年女・1970年女』もありだなと打ち込めたくらいだ。が、今回は女性読者が減っちまうかなあ。いやいや、かつてレイジーに熱を上げたそこのお嬢さん、スージーこと高崎 晃さんのインタビューが4ページあるから買いだよっ。
そんなめでたい発売日なのだが、ちょっと不機嫌な僕だ。ネット社会は恩恵が盛り沢山ながら、今日のようなことは解せぬ。書店・コンビニに山ほど積まれているってのに、なんでネットの中ではプレミア価格で表示されているんだろう。絶対に手を出してはならぬ。書店・コンビニで買っていただきたい。手に入れたら週末はハードでヘヴィに過ごしてくれっ。あっ、でもね。今週日曜日は東京サマーランドで僕がMCとしてアジテーション (!?) をぶちかます「カワサキコーヒーブレイクミーティング」を開催する。かつて乗っていたバイクキッズたちや、僕をからかいたい方々の参加もOK!! 有料ながら四輪駐車場もあるから、お気軽にお越しください。『昭和40年男』読者の方は名乗ってくれたらハグします。いや、まだコロナだからこのサービスはもう少し時を経ねばならないなあ。残念ながらぜひっ!!