同世代諸氏はこの表紙に起用された作品を知っているだろうか? 残念ながら僕は存じておらず、絵は見たことあるなあというお恥ずかしいおっさんだ。だってね、『昭和40年男』じゃなく、弟分の『昭和50年男』だもの。
来週月曜 (旗日じゃないから注意ですよー) 、11日発売の『昭和50年男』の13回目の勝負は『俺たちのリアルなSF』とタイトルされた総力特集である。ど頭にはこの表紙を飾った『攻殻機動隊』の監督である、押井 守さんのインタビューだ。おおっ、押井さんならもちろん知ってるよと、興味深く読ませてもらった。今日の時点ではまだ公式発表日 (表紙を出しといてなんだかなあ) ではないのでこれ以上は書けないが、じつは編集長やスタッフとは、この発表に関する真剣な議論がなされたのである。
「“昭和トリオ” 各誌は六曜に合わせて表紙公開をされていますが、『昭和50年男』次号についてはいかがですか? 4日と8日が大安ですがいずれも少々、早すぎ、遅すぎな感はあります」とメッセージが来た。これを受けて、6日が先負なので午後はよしだからということで、ここを公式発表日にしようとなったのだ。この設定にはもう1つありがたいこともある。僕が毎週月曜日に出演しているラジオ番組、SBC信越放送の『ミックスプラス』には、『昭和50年男』編集長の金丸も毎週水曜日の午後よりレギュラーゲストとして出演している。6日午後が発表となると、ちょうど電波でもリリースできるじゃないかと決定したのである。ただし、表紙は大安吉日か友引で設定したいから、前代未聞 (!?) の表紙のみのフライング発表、中1日を置いて公式発表となったのである。
それにしても、こんなことに大の大人が真剣な議論を交わしているのはいかがなものだろうと思えなくもないが、信じる者は救われるのである。特集全体の仕上がりといい、この表紙といい、来週は嵐が起きるのではあるまいか? と、毎号そう念じつつ「昭和トリオ」はリリースされるのであーる!!
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