最新号 (vol.69) のご紹介となる大編集後記も、ひとまず今日でピリオドを打とうかなと思っている。もう皆さん買ってくれたはずだからね (笑) 。今日は巻末、アンカーを飾ってくれたココナッツボーイズの笠 浩二さんだーっ。
C-C-B と聞けば、誰もが♪だ・れ・かっ・ロマンティック と・め・てっ♪ がスーグに浮かんでくることだろう。「Romanticが止まらない」の大ヒットは 昭和60年・1985年 だった。今回の記事で知ったことは、企画バンドだったということ。そのコンセプトが和製ビーチ・ボーイズだというから、なんとなく時代を感じさせられる。肥大する音楽業界によって ’82年に結成されて翌年にデビューしたが、1発目のシングルはCMに起用されたにもかかわらずヒットしなかった。2曲目も同じくCMナンバーとして採用されたのに、ヒットしなかった。そして勝負の3rdシングルが「Romanticが止まらない」で、筒美京平さんの作品だ。筒美さんの指示でヴォーカルに笠 浩二さんが起用されたとのことだが、これ以上はもしかしたらまだ買っていないあなたのためにネタバレ防止とさせていただく。
ドラムを叩きながらのヴォーカルといえば、パッと思いつくのはイーグルスですな。名曲中の名曲「ホテル・カリフォルニア」でのかっこいい姿は、同世代諸氏の皆さんの胸の中にあるだろう。あのしゃがれ声といい、美しいイントロからのドンドンッといい、最後のAメロをブレイクさせて立ち上がりのドラムのおかずといい、ドラマーのドン・ヘンリーの大活躍がかっこいい。ドラムヴォーカルといえば、クイーンのロジャー・テイラーもしゃがれ声がかっこいいし、KISSのピーター・クリスも「ハード・ラック・ウーマン」や「ベス」でサイコーのハスキーヴォイスを披露している。って脱線しちょるぞ。
若々しく見える写真だが、ご登場いただいたコーナーは僕の大好きなインタビュー企画の「ガツンとひと言。兄貴の説教」である。ライティングを担当しているのは、プロレス記事をガンガンこなしてもらっている堀江ガンツ氏で、プロレス雑誌好きには知れ渡っている名前だ。そっち側から見たら、彼が笠 浩二さんを書いていることってゴージャスに感じられるかもしれない。ねっ、プロレスファンの皆さんもぜひ購入なさいっ (笑) 。