初体験の発売日 〜大編集後記。

さあ、本日発売じゃーっ。女性からのコメントが多数、ガツンと入ってきているのは当然ながらこの表紙の人物のおかげだ。表紙を発表した日曜日は、ネット系のほとんどが品切れになった。うちの会社オンラインショップも早々になくなっちまったどころか、お恥ずかしいことに会社在庫分を注文が上回ってしまったのである。昨日は対応に追われたのだった。

 

いい特集だと思っている。トップを飾った錦織さんの記事はもちろん、近日中にこの大編集後記でつぶやく予定だが、初登場のタメ年男・古田新太さんのページも個人的にすげー気に入っているし、その他構成しているページがすべて「タメ年男の正体」へとつながっていくのだから、きっとご満足いただけると胸を張っている。

 

僕が提唱する「還暦上等」につなげたいという魂胆がある。いよいよ近づいてきた還暦を迎える日のために、一度自分たちの正体について考えるべきだとタイトルしたのだ。懐かしく思い起こすのは、創刊2号の特集を「タメ年たちのリアル」として勝負に出た日のことだ。この号が実質創刊号である。というのも2009年10月29日の創刊はこのバカげた雑誌が通用するのか否か、まったく想像がつかなかった。問屋さんもこの雑誌の取り扱いにあまり乗り気でなかったし、自分自身も五里霧中のような日々を過ごした。だが日々が過ぎるほどに強くなる反響に、僕は覚悟を決めて翌年の3月11日にターゲットして第2号を定期誌として打ち込んだのだ。

 

実は今号のスタート時は、「タメ年たちのリアル」で走っていた。そして作業を進めていくうちに、より強力なメッセージにしたいという思いを込めて「正体」としたのだ。さあ、今日より始まる書店・コンビニでの勝負やいかに。ネット内での反響と書店・コンビニの結果が必ずしもリンクしないのがおもしろい。そもそも、あれだけ早い段階で売り切れてしまうほど、ネット内での取り扱い数ってのはじつは小さいのである。本日花金の大安だ。皆さん、ぜひ手に取って吟味してくだされ。
 

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4件のコメント

  1. 錦織一清さんの表紙と内容の濃いインタビューに昭和の青春の日々の数々がよみがえりました。青山劇場のプレゾン、宝塚劇場の少年隊のコンサート、つかこうへいさんの蒲田行進曲の銀ちゃん、そして演出家としての独り立ち。次号からのマニアック&エンドレスな連載を楽しみにしております!

  2. 私は少年隊の錦織一清さんとC-C-Bの笠浩二さんの大ファンで、今回ニッキが表紙を飾り、別のページに笠君へのインタビューが掲載されるという、私にとっては夢のような一冊です。お二人を選んでいただき、本当にありがとうございます‼
    私自身は昭和53年生まれなので、小学生の頃周りは光GENJIファンが多かった世代ですが、小学一年生の時に少年隊とC-C-Bに出会い、周りにファンはいないけれど、とっても憧れていました。ジャニーズの中で、歌や踊りでニッキを超える人は居なかったと思います。
    錦織さんは近年、演出業をメインにされていますが、何でもできる方なので、もっともっと表舞台に立っていただきたいと思っています。
    C-C-Bは松本隆さんと筒美京平さんが多くの楽曲を提供したロックバンドで、素晴らしい曲がたくさんありますし、メンバー自身も作詞、作曲、編曲を手掛け、大きなバンドへと成長していったにも関わらず、そのルックスの派手さや奇抜さがメインに取り上げられることが多く、C-C-Bの魅力がもっと世の中の人に伝わればいいのになぁと思っています。

  3. 公式様のおかげで無事本日届きました。
    ありがとうございます。
    次号からコラムを連載されるようでしばらく購読させて頂きます。

  4. 書店で予約し、発売日の朝イチに受取ました。店頭には、まだ並んでませんでした(^_^;)
    ライターの濱口さんと同じ錦織さんファンの私、どのページも面白くて、女優山口いづみさんは相変わらずの美しさで驚いたり、本田美奈子.さんへの想いに涙して、読み応えありました。
    次号も楽しみにしております。

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