飲食店を切り盛りしている友人からは悲鳴が聞こえている。ウチの商売も大きな影響があたり前田のクラッカー状態で続いていて、どうしてくれるんだよと叫びたい日々だ。近所の居酒屋で見かけたこの張り紙が象徴的だが、延長延長の連続でどうやらまた書き直すことになるだろう。必死に走ったマラソンの、まるでゴールを伸ばされるようなキツさがある。今月いっぱいとはまだまだ長いなあ。
僕は今朝、やっとこさ2回目のワクチンの接種を終えた。1回目のビビリっぷりったら自分でもかわいいと思ったが、痛くないのにびっくらこいた。そのせいで今日のビビリは少なくて済んだが、そこはチキンな僕だからそれなりには緊張したのだった。で、2回目のせいだろうか腕の張りが始まったのが早い。さて、この後どんな症状となるのだろう。もう記憶がないほど出していない、熱が出ちゃうのかなあ。
2週間経ったら無敵だぜと期待していたのに、なんだかワクチンも完璧でないとの風が吹いてますなあ。お彼岸の中日が2週間経過だから、パーっと繰り出そうなんて思っていたのにそうはいかないことに強く強くがっかりしている。ブレイクスルーって、今までがんばるべき時に使っていた言葉なのになんだよといじけていたりもする。読者の集い「秘密基地」が再開できるのはいつなのだろうと泣けてきた。
ワクチンを打ちたくない。打たないという選択もあるし、周囲からその選択をするという声も聞こえている。もちろん僕はその判断に反対はしない。体に入れるのだから自分自身で熟考すべきである。ここでもオリンピック・パラリンビックの時のような、是非による心の分断にならないことを祈るのみだ。さてともかくっ、明日は発売日だから元気に出社したい。書店に挨拶に回りたい。頼むぜ、俺の身体!!