次号vol.012 も来週リリースとなりますが、ご好評いただいた『昭和50年男』7月号/vol.011も現時点ではまだNOW ON SALE…
…ということで、特集『オレたちが共鳴した音楽 1997年 邦楽レボリューション』にあわせてWebで展開してきた「オレ的5選」をもう一発お届けします。
’97年を彩った楽曲の中から、超偏愛嗜好大歓迎!! で、本誌執筆陣をはじめ、取材させていただいた方や制作にご協力いただいた関係者の方々に5曲セレクトしていただくこの企画。SpotifyやAWAのプレイリストも公開してますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
(※サブスク未解禁の楽曲はお届けできません。ご了承ください。)
さて、7人目となるセレクターは? vol.011のファッション企画「語りたくなるバンドT」を担当、多感な少年時代を音楽にまみれて育ったというライター “増子剛史” さんが登場です!
(『昭和50年男』編集部&Web担当 M )
【音楽まみれで育ったライター・増子剛史の「オレ的5選」 ’97 】
■「渚にまつわるエトセトラ」
PUFFY (’97.4.16 リリース)
1997年の夏、よく聴いた一曲! 井上陽水による「カニ食べ行こう」の意味不明なパンチラインに謎の説得力をもたらす二人の無敵感。ヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」をオマージュしたディスコソングは、振り付けも含めて遊び心満点。ちなみに亜美ちゃん派でした。
■「ヘイ・ヘイ・ベイビー・ポップ」
カジヒデキ (’97.6.18 リリース)
1978年生まれ、ちょっと “遅れてきた渋谷系” の自分にとって、カジヒデキの登場は「待ってました!」そして「(ブームに) 間に合った!」。とても嬉しかったのを思い出したり。カジくんの「海へ行こう」というフレーズに、ゲストボーカルのHIROMIXが「今なんて言ったの?」と掛け合いを入れるのも楽しい、おしゃれな一曲。
■「ガリガリ君」
電気グルーヴ (’97.5.14 リリースのアルバム『A』に収録)
「オレ ガリガリ君 君 何ガリ君」。アイスの歌なのに、凶暴なブレイクビーツ・テクノという組み合わせが最高。渋谷の外資系レコード店で『A』の赤いジャケットが面推しされ、その横にはスクエアプッシャーの『Hard Normal Daddy』が並んでた当時の光景がよみがえる。
■「ウサギちゃん SAY GOOD BYE」
吉川ひなの (’97.8.6 リリース)
確か『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』だったと思う。何気なくテレビを観てたら、衝撃を受けた一曲。吉川ひなのの能天気で舌ったらずな歌声に、フィル・スペクター サウンドが融合。アホっぽい曲名なのに、よく聴けば、歌声/サウンド/歌詞すべてが至高の中毒性アイドルソング。赤い目で泣いてた昨日までの自分と離別した。
■「ニューロンシティの夜」
東山 杏 & 片山 徹 (’97.7.25リリースのサントラ『20世紀ノスタルジア』に収録)
1997年公開の、広末涼子初主演映画『20世紀ノスタルジア』劇中歌。映画の中で、自主制作映画を作るためにハンディカムを手にした東山 杏 (広末涼子) と 片岡 徹 (圓島 努) がテクノポップに合わせて、くるくる回って歌うシーンはまさにミュージカル。真夏の夜の東京タワーをバックにした “二人だけの世界“ は青春そのもの。正直全く上手じゃない歌声も胸を締め付ける。24年たった今でも心のベストテン映画第1位。そのハイライトはこの曲。
→ Spotify プレイリスト
“1997「オレたちが共鳴した曲」#7 増子剛史”
■今回のセレクター … 増子剛史氏が手がけた企画はコチラ!
『昭和50年男』7月号/vol.011 より
「ファッション狂騒曲 / 語りたくなる90年代バンドT」
→ クレタ直販分は完売も流通在庫はまだアリ… の『昭和50年男』2021年7月号/vol.011
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