「へっ、なんのこと?」と思ったあなた、素人ですな。今日は我が社が誇る昭和トリオの長女で『昭和40年男』のカワイイ妹『昭和45年女・1970年女』の発売なのだーっ。ウンウン、妹って響きいいなあ。カワイイ…くない弟と2人兄弟で育った僕だから、姉、妹に憧れた。もっと言えば兄貴も憧れながら育ったのだから、人間ってのはないものを欲しがる生き物なんですな。で、そんな僕にとってカワイイ妹は愛おしくて愛おしくて。そんな存在を書店に一人ぼっちにすることは胸が苦しくて苦しくて。「いい人に買ってもらうんだぞー」ってな気分の今日である。
創刊2発目の今回の特集は『私たちをトリコにした 胸キュン男たち』だ。ちょっと愚痴らせていただくと、相変わらず広告がないじゃないか。表紙をめくると業界では “表2” と呼ぶプレミアスペースが我が社の広告になっている。ちなみにこれを “自社広” と読んでいる。その対向がいきなり目次となっていて、この見開きは本来誰もが欲しがるスペースのはずなのに(泣)。オイオイオイ、世の中の広告屋さんはな~にやってんだ。こんないい本に広告入れないなんてもったいなさすぎるぜ!! 頼むぜ、広告屋さんよお。
特集の幕開けは、女性ファンが多いジェーン・スーさんにご登場いただき、TBSアナウンサーの堀井美香さんと対談していただいた。テーマはもちろん “胸キュン男たち” だ。ジェーン・スーさんは創刊号を発売日の朝にゲットしてくださり、そのまま彼女がパーソナリティを務めるTBSのラジオ番組『ジェーン・スー 生活は踊る』で、かなりの時間を割いて紹介してくれた。この反響は凄まじく、編集部には多くの女性からこの放送に対する声が届き、僕には高校時代に激しく恋した女の子からメッセージがきた。うーむ、恐るべしである。それほどの影響力なのかと取材依頼するとご快諾くださり、今回のオープニングトークとなったわけだ。ありがとうございました。
これに続くのは男オトコおとこで、ラインナップさせた男たちの中に当然ながら僕はいない(笑)。「テレビ&ムービー」のセクションから始まり、「ミュージック」「アイドル」「ファンタジー」「スポーツ」と続き、アンカーには年下の男の子、ご覧のディーン・フジオカさんの登場だ。たくさんのかっこいい男たちを見て、諦めるな同世代男子たちよ。年上なのに若々しい男たちも多く登場してるから、刺激を受けて努力するために『昭和40年男』読者たちもぜひゲットしてくれっ。