さあさ、お立ち会い。今週末、8月突入でいよいよ夏のギンギラも佳境となる日曜日に長野県でバイクイベントのお仕事じゃ。会場はぬぁんと長野市オリンピック記念アリーナ エムウェーブだ。おーっ、東京オリンピック開催期間中に、長野オリンピックが開催された場所でできるのはなんともうれしい。しかもびっくり仰天なのは、たいがいこの手の大施設で開催する場合、“その駐車場” がそのまま会場となるところ、今回はこのアリーナ内にイベント広場を作る。カワサキの担当者が交渉に交渉を重ねて実現したのだ。冷房が効いた会場でイベントができ、僕はマイクを離さないぞ。人生初のアリーナライブだーっ、歌わないけど。
さて、オリンピックといえばすったもんだの連続だった「東京2020」だ。始まってみればやはりスポーツの力と感動は大きく、手のひら返しとテレビ批判がされているようだ。まあまあ、かっこ悪いからそんな批判はやめましょうよと言いたい。いいじゃないの、それだってテレビの使命なんだからさ。反対の意見を出すのも責務なら感動を伝えるのもメディアであると、俺たち世代は寛大にいたいものだ。
「東京2020」についてここまでの雑感として… ってほとんどが新聞と情報バラエティがソースであるが述べておきたい。開会式だけはきちんと観ることにしていた僕で、賛否両論ある中で僕はたけしさんが言い放ったことと同じことを周囲に漏らしていた。評価できるのは、白鵬に土俵入りをさせなかったこと (←この記事100%シンクロです) くらいかな。もう、相撲はJUDOとともに武道ではなくなった。がんばっている力士はいるものの、その頂点である横綱がプロレス技ばかりを披露しているのだから、現在の相撲をそう呼んではならない。柔道も道はすっかり細り、ポイント制の競技に成り下がった。が、柔道は国際化を目指したことであり、それはそれで競技発展としての選択ではある。武士道を知らない方々にわかるようにルールを整備すれば、こうなるのは仕方ない。だからだ、男子73キロ級で金メダルを獲った大野将平さんには心の底からあっぱれを送りたい。侍魂を誇るのはナンセンスと呼ぶなら呼んでくれ、日本人の精神が失われないように願い訴えるのは僕の使命だと捉えている。ソフトボールの上野投手も女子ながら侍魂を貫きあっぱれであった。
えっ、何の話だ。そうそうイベントだよ。1998年の長野オリンピックのスピードスケート会場で、週末はたくさんのバイク乗りを集めるのだ。記憶にまだ新しく感じられるのが、清水宏保さんの金メダルである。この時の言葉は残念ながら失念してしまったが、彼が国際大会 (長野だった気がするが) で優勝を飾った時のインタビューでの名言が「スターターを自分の磁場に引きずり込んでピストルを打たせるんですよ」である。自分の磁場って言えるだけの鍛錬だと捉えると合点がいき、時折思い出しては自分に入れ込んだりしていて、大切にしている言葉だ。
えっ、何の話だ。そうそうイベントだよ(笑)。このイベントはバイクに少しでも興味がある方ならウェルカムだから、長野県近郊の皆さんはどうぞ会場に遊びに来てちょうだい。入場は無料で僕に会える (いらんか) 。いやいやたくさんのバイクを眺めることができ、写真のKAZEギャル (予定) に会える。もうずいぶんと長いことSBS信越放送の昼番組で、週一ゲスト (月曜だよーん) でくっちゃべっているから、リスナーの皆さんはぜひ声をかけてくだされ。ハグします。あっ、コロナでダメだ。ともかくっ、今週末は長野でぶっ放すぜ。カモーン!!