おはこんばんちはです。「S40ニュース!」をお送りします。
1969年8月、アメリカのホワイトレイクで開催され、40万人以上が集まったという伝説の野外音楽フェスティバル「ウッドストック」。当時は幼かった昭和40年男世代も、後にこの歴史的なイベントを知って憧れを抱いた人も多いのでは。
そんなウッドストックと同時期に、160kmほど離れたニューヨーク・ハーレムのある公園ではもう一つの大規模なフェスが行われていました。6月29日(日) から 8月24日(日) まで、週末の日曜6回にわたって開催された黒人だけの音楽イベント「Harlem Cultural Festival」です。
ところが、こちらの黒人によるもう一つの伝説的フェスは公には封印。50年以上も歴史の闇に葬られ、参加した人々の記憶の中でのみ生き続けていました。その貴重な記録を映画化した『サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が、2021年 8月27日(金) より全国公開されます。
この映画は「Harlem Cultural Festival」の映像を中心に構成されており、出演アーティストや当時の参加者にも今あらためてインタビュー。どのようなイベントだったのか、そして、それが当時の社会や生活、人々の人生にどんな影響をもたらしたのかを追う内容となっています。
当時はまだ駆け出しの若者として出演した、スティーヴィー・ワンダーのドラムソロで始まるステージはまさに圧巻の一言。レジェンド級の黒人ミュージシャンたちが多数出演して素晴らしいパフォーマンスを披露し、貧困や抑圧に苦しんでいた人々に力を与えたと言います。
当時のアメリカの差別社会や人間模様も描かれる本作。当時の熱いパワーを感じながら、現在なお続く人種差別問題についてあらためて考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか?
(昭和40/50年男 “Web担当A”) ※文中敬称略
[以下、ニュースリリース より]
スタッフ
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
出演
スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、ザ・フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
(c) 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
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