ホンダは、700ccの排気量を持つ直列2気筒エンジンを搭載した大型バイク『NC700X』を2月24日(金)に発売する。
『NC700X』は、「ニューミッドコンセプト」シリーズとして開発された3モデルの1台で、国内では発売第一弾となる。市街地走行やツーリングなどの常用域での扱いやすさをもち、購入しやすい価格でありながら、快適で味わい深く燃費性能に優れたミドルクラスバイク、といった思想を反映したモデルだ。
エンジンは、低・中回転域での力強い出力特性に加え、燃焼効率の追求による低燃費化を追求しており、燃焼室形状や低フリクション技術などによって41.0km/Lという燃費を達成しているという。燃料タンクは小型化され、シート下に配置し、従来の燃料タンク部には、フルフェイスヘルメットが収納可能な容量21Lのラゲッジスペースを装備しているのが大きな特徴だ。
スタイリングは、同社の提唱する「クロスオーバーコンセプト」思想に基づいた、オフロードテイストが加味されたもの。アップライトなライディングポジションは、市街地走行やツーリングなど幅広いシチュエーションでの扱いやすさが期待される。価格は64万9,950円から。